コモンド ホステル アンドバー Common de -Hostel & Bar-
STORY
建物外観は博多祇園山笠の山小屋の意匠を取り入れたデザイン。コンバージョン工事を実施し、博多織の意匠を大胆に取り入れるなど、博多らしい演出を多く取り入れ、文化を感じていただけるホステルに生まれ変わりました。建物内部・客室は、吹き抜け空間を活かしたラウンジを設置、開放的な空間は写真撮影などレンタルスペースとしても好評をいただいています。客室内は全室タイプが異なる設計とし幅広い層に対応できるように設計。“旅館酒場”「Bar光栄菊」も併設しており、宿泊客だけでなく地域の方や交流を求めて来店される方で賑わっています。
HISTORY
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2016年9月
クライアントより築27年経過し空室率が高くなったオフィスビルの資産運営について相談を受ける。
①オフィスビルとして売却する場合
②空室部分のリーシング活動を行って保有し続ける場合
③空室部分をホテルへのコンバージョン工事を行う場合
多角的視点でのコンサルティングを開始。 -
2016年12月
コスト、収益性、今後の需要などを総合的に検討し、ホテルへのコンバージョン工事を実施することに決定。
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2017年1月
建物の大規模調査実施。博多祇園山笠の山小屋の意匠を基にしたビルは地元の著名建築家である西岡弘氏の設計によるもの。しかし、特徴的なファサードは完成後の改装工事によりパネルで覆われ見る影もなく、建物内の吹抜けも活かされていない状態だった。
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2017年4月
設計事務所とのリレーションにより基本設計着手。
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2017年8月
コンバージョン工事着工。
既存建物の是正工事、増床工事、用途変更工事を一度に行う難工事を実施。 -
2018年1月
工事完了。
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2018年2月
「Common de -Hostel & Bar-」開業